予約語 初級編②

INSERT・UPDATE・DELETE を初心者向けにわかりやすく解説

SQLでデータを扱うときに欠かせないのが、INSERT(追加)UPDATE(更新)DELETE(削除)の3つです。
この3つを覚えると、データベースに対して「増やす・直す・消す」ができるようになります。

INSERT文とは?(データを追加する)

INSERT(インサート)は、“新しいデータを追加する”ときに使う文です。
たとえば、usersテーブルに新しいユーザーを追加したい場合は次のように書きます。

INSERT INTO users (name, age)
VALUES ('田中', 25);

これは「usersテーブルに、名前が田中で年齢25の人を追加して!」という意味になります。
カラム名と値の順番を合わせることがポイントです。

UPDATE文とは?(データを変更する)

UPDATE(アップデート)は、“既存のデータを変更する”ときに使います。

UPDATE users
SET age = 30
WHERE id = 3;

これは「idが3の人のageを30に書き換えて!」という意味です。
UPDATEで最も大事なのはWHEREを絶対に忘れないことです。

もしWHEREを書かないと…

UPDATE users
SET age = 30;

→ 全員の年齢が30になる大事故が起きます。

DELETE文とは?(データを削除する)

DELETE(デリート)は、“いらないデータを削除する”ときに使います。

DELETE FROM users
WHERE id = 3;

これは「idが3のデータを削除して!」という意味です。
DELETEもUPDATEと同じく、WHEREが命です。

WHEREを書かないと…

DELETE FROM users;

→ テーブルのデータが全部消えます。

INSERT・UPDATE・DELETE のまとめ

役割 注意点
INSERT 新しいデータを追加 カラムと値の順番を合わせる
UPDATE 既存データを変更 WHEREを忘れると全件更新
DELETE データを削除 WHEREを忘れると全件削除

この3つを理解すると、SQLでデータを追加・変更・削除する基本操作がしっかり身につきます。

JOIN句、ORDER BY句

JOIN と GROUP BY を初心者向けにわかりやすく解説

SQLの基礎(SELECT / FROM / WHERE / ORDER BY / INSERT / UPDATE / DELETE)を覚えたら、次のステップとして必ず出てくるのがJOINGROUP BYです。
どちらも最初は難しく感じますが、イメージさえつかめれば一気に理解が進みます。

JOINとは?(テーブル同士をつなぐ)

JOIN(ジョイン)は、“別々のテーブルをつなげて1つの表として扱う”ための仕組みです。
たとえば、usersテーブル(ユーザー情報)とordersテーブル(注文情報)がある場合、ユーザー名と注文内容を一緒に見たいときにJOINを使います。

SELECT users.name, orders.product
FROM users
INNER JOIN orders
ON users.id = orders.user_id;

これは「users と orders を id と user_id が一致するところでつないで、名前と商品を表示して!」という意味です。
JOINは“共通のカギ(キー)で2つの表をくっつける”イメージで覚えると理解しやすいです。

GROUP BYとは?(グループ化して集計する)

GROUP BY(グループバイ)は、“同じ値ごとにまとめて集計する”ときに使います。
たとえば、注文データから「商品ごとの売上件数」を出したい場合に使います。

SELECT product, COUNT(*)
FROM orders
GROUP BY product;

これは「商品ごとにグループ化して、件数を数えて!」という意味です。
GROUP BYは“同じ種類のデータをまとめて箱に入れる”イメージで理解するとわかりやすいです。

JOIN と GROUP BY を組み合わせることも多い

実務では、この2つを組み合わせて使うこともよくあります。

SELECT users.name, COUNT(orders.id)
FROM users
INNER JOIN orders
ON users.id = orders.user_id
GROUP BY users.name;

これは「ユーザーごとに注文数を集計して!」という意味になります。

JOIN と GROUP BY のまとめ

機能 役割 イメージ
JOIN テーブル同士をつなぐ 表と表を“くっつける”
GROUP BY データをまとめて集計する 同じ種類ごとに“箱に分ける”

JOIN と GROUP BY を理解すると、SQLで扱えるデータの幅が一気に広がります。

以上が、初心者が最初に覚えておくべきSQLの予約語になります。
ここで紹介した予約語は、MySQLやSQL Serverをはじめ、多くのデータベースで共通して使われています。

つまり、一度覚えてしまえばどの環境でも役立つ汎用スキルになるということです。
これからSQLを学ぶ方にとって、覚えておいて損は絶対にありません。

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