SQLとは何か
SQLってなに?
プログラミングを勉強し始めると、ほぼ確実に出てくるのがSQL(エスキューエル)という言葉です。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、ざっくり言うと「データベースにお願いごとをするための言語」です。
たとえば、こんなことをSQLで指示できます:
- 必要なデータだけ取り出す
- 新しいデータを追加する
- 間違ったデータを修正する
- いらないデータを削除する
アプリやWebサービスの裏側では、膨大なデータが常に動いています。
そのデータを扱うための共通の言語がSQLなんです。
そしてSQLを学ぶうえで避けて通れないのが「予約語」。
SQLの中で特別な意味を持つ単語のことで、初心者が最初につまずきやすいポイントでもあります。
次の記事では、このSQLの予約語(初級編)について、わかりやすく紹介していきます。
SELECT文、FROM句
SELECT文とFROM句を初心者向けにわかりやすく解説
SQLを学び始めたときに、まず最初に覚えておきたいのがSELECTとFROMの2つです。
この2つは、どんなデータを取り出すときもほぼ必ず使う「SQLの基本セット」です。
SELECT文とは?
SELECT(セレクト)は、“どのデータを取り出したいのか”を指定するための言葉です。
たとえば、テーブルに「名前」「年齢」「住所」が入っているとき、名前だけ欲しいならこう書きます。
SELECT name
イメージとしては、「この列を見せて!」とデータベースにお願いする感じです。
FROM文とは?
FROM(フロム)は、“どのテーブルからデータを取るのか”を指定する言葉です。
データベースには複数のテーブルがあることが多いので、どこを見るのかを伝える必要があります。
FROM users
これは「usersというテーブルの中を見てね」という意味になります。
SELECTとFROMはセットで使う
SELECTとFROMは基本的にセットで使います。
組み合わせると、こんな形になります。
SELECT name FROM users;
つまり、「usersテーブルの中からnameのデータだけ見せて!」という指示になります。
SQLの最初の一歩は、SELECT=何を取り出すか、FROM=どこから取り出すか。
この2つを理解するだけで、データ操作の基礎がしっかり身につきます。
WHERE句、ORDER BY句
WHERE句とORDER BY句を初心者向けにわかりやすく解説
SQLでデータを取り出すとき、ただ全部を表示するだけではなく、
「必要なものだけ欲しい」「見やすい順番に並べたい」という場面がよくあります。
そんなときに使うのがWHERE句とORDER BY句です。
WHERE句とは?(条件で絞り込む)
WHERE(ウェア)は、“この条件に当てはまるデータだけちょうだい”と指示するための句です。
たとえば、ユーザー一覧から「20歳以上の人だけ」を取り出したい場合は次のように書きます。
SELECT name, age FROM users WHERE age >= 20;
イメージとしては、データにフィルターをかける感じです。
ORDER BY句とは?(並び替える)
ORDER BY(オーダーバイ)は、“この順番で並べて!”とデータの表示順を指定する句です。
たとえば、年齢が若い順に並べたい場合は次のように書きます。
SELECT name, age FROM users ORDER BY age ASC;
ASCは昇順(小さい→大きい)、DESCは降順(大きい→小さい)を意味します。
WHEREとORDER BYはセットでよく使う
実務でも学習でも、この2つはセットで使うことが多いです。
たとえば次のように書くと、
SELECT name, age FROM users WHERE age >= 20 ORDER BY age DESC;
「20歳以上の人を、年齢が高い順に並べて見せて!」
という意味になります。
WHERE=条件で絞る、ORDER BY=順番を並べる。
この2つを理解すると、SQLで“欲しいデータを、欲しい形で取り出す”ことができるようになります。